リグーリアの暮らしの話。

イタリア・ジェノバより~育児・料理・時々猫も。

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2010-06-26 [ Sat ]
と、いうわけで前回の続きです。
(前回から間があいてしまったのは、ワールドカップと『新参者』にはまってしまったせいです。すいません。)

ミュンヘンの空港はジェノバと違って広いし
なんだかこじゃれた雰囲気がありました。
でも、猛ダッシュをしていたのでそれらを横目で見ながら
搭乗ゲートへやっと到着。
久しぶりに見る日本人の列の横で、はぁはぁ息を切らせていると、
受付の人が「どうぞ」と手招きをして、先に通してくれました。

「いや、だから後の方でいいって・・・。」

と、思いつつも歩いていくと、
まさかの階段(下り)再び!しかも今回はエスカレーターまで!
エスカレーターは昇りならまだなんとか1人でいけても、下りは危険。
(ほんとはどちらも禁止されているけど・・・)
ここで、ジェノバの空港と同じく、今来た道を戻ってゲートにいた係員に助けてもらおう
と戻ろうとすると、

「あ、手伝いましょうか?」

と、久々~に生で聞く日本語。しかもうれしいお言葉!
日本人カップルの男性の方が、気をつかって声をかけてくれたんです。
かなり長い階段にもかかわらず、重いベビーカーごと一緒に運んでくれました。
なのに、なぜかフェデリコは号泣。

助けてもらいながらやっと入り口に着くと、
日本人アテンダントの女性が
「お荷物をお持ちします。」
と言って、スッと重い荷物(離乳食やオムツ、おもちゃ類でパンパン)を持って
座席まで案内してくれました。
座席はちょっと広めだけれど、満席だったので横の席を使うこともできず。
離陸までの時間、まずはオムツを交換しようと思い、
ちょうど通りかかったアテンダント(ドイツ人女性)にトイレの場所を聞くと
すぐ近くに階段があり、そこを降りていくと6箇所のトイレがあり
開閉式のオムツ台も開けて用意してくれました。
席に戻ってから、すぐに出せるようにと小さなバッグに離乳食とおもちゃ類を入れ、
足元においていて準備完了。
すると、さきほどのアテンダントが来て、

「そこに荷物は置かないで下さい。全部上に閉まって下さい。」

と、言われたので

「子供を抑えていなくちゃいけないから、上へこの荷物をしまってくれますか?」

と、動き回るフェデリコを必死に掴まえながら言うと

「I CAN'T!」(できないわ!)

と、なぜか切れ気味に。

「あ、でも、この子を掴まえてないといけないから・・・」

と、言うと

「じゃあ、私がお子さんを見ているから、その間に荷物をあげて下さい。」

さっきはあんなに親切にトイレまで案内してくれたのに
なぜこの時はそんなに機嫌悪くなる??
不思議だったけど、きっとこの航空会社で決まりでもあるんだろうな、
と思い、荷物を上の棚へ仕舞いました。
(帰りのフライトでも試しに同じことを聞いてみると、アテンダントの人はちゃんと
手伝ってくれました。)
このアテンダントさん、
後々も何度か言葉を交わすことがあったんですが、どうも厳しい反応ばかり。
フェデリコがフライト中ほとんど寝ることもなく、動きまわって、走り回って・・と大変だったのですが
ビジネスクラスの通路までも歩いていってしまったのです。
こらこら、と追いかけていると、先ほどのアテンダントが

「EXCUSE ME?!」(すいません?!)

明らかにカッチーンときた顔をしながら、
「どちらへ行くのですか?
あなたはエコノミーのはずでしょ?!!」
と(実際言ってないけど)いう感じで注意してきたのです。
この時点で私の体力も気力もいっぱいいっぱいだったのもあって

「分かってます、はい、はい。」

と言いながら移動しました。
別に騒いでいたわけでもないし、小さい子供に行くな、と言っても分かるわけではないから
仕方ないでしょーが!
このアテンダントさんはとてもきれいなお顔だちでしたが、
中身はクール、クールすぎでした。
アテンダントさんも親切な人、そうでもない人はいるんですよね。。
だから、できるだけ自分で何とかしよう、と思っていたのですが、
なかなかそうはいかないもの。
特に食事の時。
パパがいてくれたら、交替で食事もできたのに。
周りはみんな食事を始めているのを横目に見ながら
『フェデが寝てくれればなぁ・・・』
と思っていると、最初に荷物を席まで運んでくれた日本人のアテンダントさんが来て

「なかなか寝てくれないわねぇ。ご都合のいいときに運びますので、
いつでもお声をかけてくださいね。」

と、言ってくれたり何かと気遣っていただきました。
結局、行きのフライトでは1時間半くらいしか寝てくれなかったのですが
この方が途中で見かねて

「ご飯食べてないでしょ?私がお子さんを見ていてあげるから食べて。」

と言って、座席の後ろのスペースでフェデを見てくれ、
その横で食事(ビジネス用の食事を用意してくれました)をすることができました。
ついでにおにぎりとチョコレートも出してくれて、
その味がおいしかったのなんのって!
海外生活で久々に食べたおにぎりだったので、おいしく感じたせいもあるけれど
気をつかってもらったことがうれしくて、余計においしく感じたのでした。
(ちなみにタラコ味。)

他にも私の近くに座っていた女性とその娘さん。
スイスに在住とのことで、何度か里帰りをお子さんと二人でされているそう。
この方も娘さんがフェデくらいだった頃は、
走りまわってもっともっと大変だったこととか、
それぞれの住んでいる国の話などしたり、フェデを遊んでもらったり
おかげでとても和んだ時間が過ごせました。
お隣の席の女性も、フェデがちょっかいを出してしまうことがあっても
一緒に遊んでくれたり、ちょっと荷物を取る間もフェデを見ていてくれたりと
お世話になりっぱなしでした。
帰りのフライトでは、木でできたパズルで横の席の女性が暇つぶしをされてましたが
知らないうちにフェデも一緒に遊んでいて、
降りる時にはこれをプレゼントしてくれました。

他にも『トイレの広場』(と勝手に名づけました)に行くたびに
旅行帰りのおじちゃん、おばちゃんたちに声をかけてもらったり
中には折り紙でカエルやコマを作って、フェデが遊ぶように、と
わざわざ持ってきてくれる人もいたり(帰りのフライトで)、
周りの人に助けてもらいっぱなし。
きっと私も疲れた顔をしていたんだろうなぁ。(実際、もう限界!ってくらい疲れてました)

「お母さん、子供が泣いても気にしなくていいのよ。
気疲れしちゃうでしょ。子供も疲れちゃうけど、お母さんのほうがもっと大変なんだから。」

なんて声をかけてくれる人もいました。
フェデがぐずって泣くたびに、周りの目が気になっていたけれど
この一言でちょっと気持ちが軽くなりました。

かなり周りの同情をかっていた様です。
でもそれだけ大変だったんですよ(涙)
子連れの12時間がこんなに長く、濃いものだと思い知らされました。
そんなこんなで、いろんな方々に声をかけてもらったり助けてもらったりで
久々の日本にも帰れたし、
今回の旅で、子育ては周りに迷惑をかけながら、でも助けてもらいながらしていくもので
周りの人は無関心に見えても、意外とやさしく助けてくれるものなんだ、
と思いました。
私もいつか、困っている人がいたら助けてあげよう!

そうそう、それと
帰りのフライトで気づいたことなんですが。
周りが食事を終えて片付け終わった後、
「すいません、ご飯食べてないんですけど。。」
と言うと
エコノミーなのに、なぜかビジネスクラス用の食事が出てきます!
あ、でもたまたま満席だったからかもしれないですが
エコノミーの食事は品切れになるようで
食事前に取りおきしてもらっていない場合は、
アテンダントがあたふたしながら持ってきてくれることに気づきました。
というわけで、子連れで里帰りされる方、こういう得点も(たいしたことないけど)
あるかもしれませんよー。

長かったフライトの話ですが、これでおしまいです。
これでも短く書いたつもりなんです。。
ほとんど愚痴?!って感じですが、
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
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コメント

お疲れ様~

ととちゃん、フェデ君、お疲れ様~
読んでいると自分のことのように大変さが伝わってきます。。。
今の年頃はとにかく動き回り、じっとしていられない時期ですからね~そして、男の子は特にね!
私は息子が9ヶ月の頃に帰ったけど、今に比べれば楽だったと思う。
先月、パパなしで電車でトリノに行った2時間でさえも私はバテバテでした。
それが日本へ12時間となると...体力&気力に自信がなくなり...今年の秋に帰ろうと思っていた日本行きを諦めちゃいました。(来年、パパと一緒に行けることを期待して)

こう大変な時に助けられられたり声をかけてもらえるとホント嬉しいですよね。
大変さ、そして嬉しさを知っているから人にも優しくなれるんですよね~

お返事

Mitsiさん

ほんっとに大変でした~。うちの子は特に元気なようで、ほとんど寝ずに通路を走り回ったり
他の人にタッチしてみたり・・・。冷や汗もんでした。
でもほとんどの人が嫌な顔せずに、遊んでくれたりするんですよね。
(ほんの2名だけに何語か分からない言葉(多分ドイツ語)で怒られましたケド。)
今が一番大変な時期だったかもしれないけど、フェデにも私にとってもいい経験になりました!
ちょっとぐずられても飛行機の中で泣かれるよりはマシ、って思えるし(^^)

Mitsiさん、日本行きあきらめちゃうんですか~?
カイ君は良く寝る子だから大丈夫かも!
出来るだけパパが一緒の方がいいけど、日本に着いちゃえば
パパがいなくて楽だな、って思うこともありましたよ(パパには内緒で)。
ほら、友達や家族に通訳しなくて済むとか、ね。

う~ん おつかれさま!

 ととちゃん
 久しぶり~!
 元気そうで何より☆

 明日から上京するの。子連れのプチ旅ってところかしら。むつみはまだひとりでは動かないし、のんびりやさんなので楽っちゃ楽なんだろうけど。やはりいろいろ気を使うよね・・・。

 おかあはいろいろ経験してたくましくなるもんだね・・・ということで。お互いがんばろうv-91

お返事

ちささん

ひさしぶり~!
ちささんも元気そうね!帰国中は会えなくて残念だったけど、フェデリコがもうちょっと
大きくなったら伊豆まで参上するから、よろしく☆

お店出展するのかな?むつみちゃんはおとなしくておりこうさんなんだね。
きっと看板娘として、早くもお母さんを支えているのかも。
日本は暑いのかな?こちらも一気に夏真っ盛りになって、ダイビングが懐かしいこの頃です。。

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